晩婚化、少子化、高齢化といった日本社会の変化とともに、供養方法も多様化しています。特に遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントなどの手元供養が注目されていますが、「本当に遺骨からダイヤモンドができるの？」という疑問や、「縁起が悪いのでは？」といった不安を抱く人も少なくありません。今回の記事では、遺骨ダイヤモンドに関する噂や真実と評判、そしてその信頼性について詳しく解説します。
遺骨からダイヤモンドを作れるというのは嘘？本当？遺骨ダイヤモンドの作り方
結論から言うと、遺骨ダイヤモンドは本当に遺骨から作られています。ですが、「一体どうやって作るの？」という大きな疑問があるため、「遺骨や遺灰からダイヤモンドを作れるという情報は嘘なのでは？」という疑念が生まれるのでしょう。
その疑念を解消するために、ロニテの遺骨ダイヤモンド製作のプロセスをご紹介します。
【炭素がダイヤに変わる】遺骨からダイヤモンドを作る仕組み
ロニテの遺骨ダイヤモンドは故人のご遺灰・ご遺骨から抽出される炭素が結晶化したダイヤモンドです。厳密に制御されたラボの中で、天然のダイヤモンドの生成環境を再現することで、メモリアルダイアモンドが製作されます。
自然界では条件が揃った地球深部で何億年もかかり天然のダイヤモンドが形成されますが、ロニテでは人工的に同じような条件を再現して、遺骨ダイヤモンドを作成しています。
遺骨からダイヤモンドが作られるしくみ
ステップ1➡ ロニテの研究所で、ご遺灰またはご遺髪から炭素を抽出する。
ステップ2➡炭素とダイヤモンドシードをHPHT機械に入れて結晶化させる。
ステップ3➡生成したダイヤモンドを洗浄・研磨する
炭素からダイヤモンドが作れる理由と遺骨ダイヤモンドの信頼性
遺骨ダイヤモンドは炭素から作られますが、作製時に使う遺骨に炭素が含まれているというのは本当なのでしょうか？骨には、タンパク質の一種であるコラーゲンが含まれています。骨の主要成分はカルシウムですが、骨の強度を保つためにコラーゲンが重要な役割を果たしています。このコラーゲンに炭素が含まれているのです。
火葬後に遺骨が黒く変色していることがありますが、これは遺骨に炭素が含まれている証拠です。ロニテが作製するすべての遺骨ダイヤモンドには、愛する人の遺骨や遺灰、髪の毛から作られたことを示す分析証明書が付属しており、その信頼性を保証しています。
遺骨を自宅で保管する「手元供養」は法律的に大丈夫？
遺骨からダイヤモンドが作れるのは本当でしたが、法律上や宗教上の問題を気にする方もいらっしゃることでしょう。法的には、火葬後の遺骨を自宅に保管することや、「遺骨ダイヤモンド」や「遺骨ペンダント」という形にすることは問題のない供養の方法です。ご心配を解消するために、日本の法律について少し触れておきましょう。
遺骨を自宅で保管することは問題はない
日本には、「墓地、埋葬等に関する法律（墓埋法）」という法律があり、遺骨の取り扱いについて規定されています。この法律では、自宅の庭や他人の土地など墓地以外の場所に遺骨を埋葬することを禁止しています。
墓埋法はあくまで「埋葬」に関する規定です。墓地以外の場所に「埋葬」することを禁止しているのであって、遺骨を自宅で手元供養することについては、法律上の問題はありません。
手元供養も違法ではない
近年では、墓地の維持や管理にかかる費用の増加に伴い、「お墓を持たない選択」をする人が増えています。継承者がいないといった事情から、お墓を撤去されるケースも珍しくありません。こうした背景から、故人を身近に感じることができる手元供養の需要が高まっています。
遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダント製作は、故人とのつながりを感じながら手元供養できる方法です。違法ではありませんので、安心してご検討ください。
遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントは縁起が悪い？宗教的には大丈夫？
法律的には問題がないとしても、「宗教的にはどうなの？」という疑問が残りますよね。お墓を持たない供養の方法は、「縁起が悪い」と思ってしまう方もいるかもしれません。ここでは、縁起と宗教の問題について考えていきましょう。
遺骨ペンダントが縁起が悪いというのはただの噂
手元供養で人気の遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントは縁起が悪いというのは単なる噂です。噂が発生した理由は、遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントが宗教的には分骨に該当するためだと考えられます。
日本では昔から分骨は「縁起が悪い」という風評があったため、遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントも「縁起が良くない」と考える人がいると推測されます。
仏教での分骨は、縁起が悪いものではない
そもそも、宗教的に分骨は縁起が悪いものではありません。日本で馴染みの深い仏教では、お釈迦様が亡くなった際に分骨し、弟子たちが仏舎利塔（寺院の起源）を造って納骨し、供養したと伝えられています。分骨は悪いことではなく、むしろお釈迦様の教えが広範囲に広がり、良い効果をもたらしたとも言えます。
縁起が良い・悪いは人により捉え方が変わる
「縁起」という概念は、人それぞれ捉え方が変わってきます。故人に思いを馳せることができる遺骨ダイヤモンドやペンダントに「心の安らぎ」を見出す人も多いことでしょう。
ロニテの遺骨ダイヤモンドは、愛する故人はもちろんのこと、愛犬や愛猫などの大切なペットへの想いや絆を永遠の形にします。結局のところ、縁起の良し悪しはその人の考え方次第です。遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントは縁起が良い・悪いという捉え方については、個人の感覚によります。
ロニテの遺骨ダイヤモンドの信頼性と注文方法
遺骨ダイヤモンドやジュエリーにご興味をお持ちの方へ、ロニテの信頼性と安心の注文方法についてわかりやすくご紹介します。大切な遺骨がどのようにして美しいダイヤモンドに生まれ変わるのか、そのプロセスをぜひご確認ください。
信頼のおける製作工程
ロニテの遺骨ダイヤモンドは、遺骨から取り出した炭素を99.99%の純度で精製します。そして、天然ダイヤモンドが作られる環境を再現した装置を使って、丁寧にダイヤモンドを生成します。その結果、天然のダイヤモンドと同じ美しい輝きを持つ遺骨ダイヤモンドが完成します。
詳しい作製工程は、下記の動画付きのページでわかりやすくご覧いただけます。
遺骨ダイヤモンドの証明方法
ロニテのメモリアルダイヤモンドは、故人の遺灰や遺髪から作られたもので、99.99%の純度を誇る炭素を使用しています。重金属や着色剤などは一切含まれておらず、GIA（米国宝石学会）や国際宝石学院（IGI）によって、正真正銘のダイヤモンドであることが認定されています。
日本からサービスを利用する場合の注文方法
日本からロニテのメモリアルダイヤモンドをご注文いただく際は、まずロニテのご予約ページにアクセスしてご遺灰・ご遺骨を送るためのキットをお取り寄せください。次に、そのキットを利用してご遺灰・ご遺髪をスイスのLONITÉ本社に送り、50%の前金が受領された後にトラッキングIDが提供されます。
注文トラッキングページにてお客様のIDを入力いただくと、お客様のメモリアルダイヤモンドの作製状況や配送状況をご確認いただけます。
メモリアル・ジュエリー遺骨ダイヤモンドの価格
ロニテのメモリアルダイアモンドの価格は、サイズによって異なりますが、¥ 320,000からとなります。ダイヤモンドのサイズが大きくなるにつれて、コストも上昇します。大きさや、カラー、カットなどお客様のご希望に合わせて費用のお見積もりをいたしますので、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
遺骨ペンダントなどメモリアルジュエリーの価格
ロニテでは、指輪・ペンダント・イヤリングなどの分野に特化した宝石職人と細やかに連携しながらジュエリーを製作しています。工場での大量生産に頼るのではなく、個々の作品を細心の注意を持ち、丹精込めて作り上げることを優先しています。
大切な形見として輝き続け、愛する人の存在を身近に感じることができるメモリアルジュエリーのデザインも多数ご用意しています。
まとめ
手元供養で人気の遺骨ダイヤモンドや遺骨ペンダントについての噂や疑問に対する答えをまとめました。遺骨に含まれる炭素から実際にダイヤモンドを作成する技術があることをご理解いただけましたか？
大切な故人やペットのご遺骨をお預かりして、唯一無二のメモリアルダイヤモンドにいたします。興味がある方は、お気軽にご相談ください。
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