美しい輝きを放つダイヤモンド。無色透明のカラーレスダイヤモンドは、永遠の絆や純潔、永久不変といった意味を持ち、結婚指輪では定番の宝石です。
希少価値も高く、ギフトとしても人気ですが、昨今、ファンシーカラーダイヤモンドも注目されています。また、ピンクダイヤモンドやブラックダイヤモンドなどの宝石にも希少価値があると言われ、婚約指輪にする人も増えてきています。
そして、ダイヤモンド葬で知られるメモリアルダイヤモンド(遺骨ダイヤモンド)も、カラーレスダイヤモンドだけでなく、多彩なダイヤモンドカラーを持ちます。
そこで、これらのカラーダイヤモンドの意味や製作方法などを調べてみました。
LONITÉ™のメモリアルダイヤモンド:これほどの色の種類がある
天然のダイヤモンドには、無色透明以外にも色付きのものがあります。同様に、LONITÉ™のダイヤモンド葬として製作されるメモリアルダイヤモンドも、カラーレスダイヤモンドやカラーのついた遺骨ダイヤモンドがあります。それでは、どのような色があるのか詳しく見ていきましょう。
ファンシーカラーダイヤモンドとは?
自然のさまざまな条件が要因で、色がついた天然のダイヤモンド、中でも発色のよいものを、ファンシーカラーダイヤモンドと呼んでいます。
ダイヤモンドは、無色透明の度合いが高いほど価値の高い宝石ですが、ファンシーカラーダイヤモンドは、カラーレスダイヤモンドにも劣らない価値を持っています。なぜなら、色味が鮮やかに出ている宝石も希少価値が高いからです。
ファンシーカラーダイヤモンドの価値は、色の濃さと純度に応じており、サイズが大きくて、発色のいい鮮やかなファンシーカラーダイヤモンドは稀です。
ファンシーカラーダイヤモンドの色は、
ピンクダイヤモンド
ブルーダイヤモンド
イエローダイヤモンド
ブラックダイヤモンド
などの色があり婚約指輪などに使うと、個性的な華やぎをもたらすため非常に人気です。
遺骨ダイヤモンドのカラーとは?
遺骨からダイヤモンドを生成するLONITÉ™では、7色のダイヤモンドカラーで遺骨ダイヤモンドを製作できます。
とは言え、遺骨ダイヤモンドには初めからカラーがついており、ライトイエローからディープオレンジといった黄味がかっているため、もともとは黄色の宝石なのです。
このイエローダイヤモンドには、ひとつとして同じカラーはありません。それは、各故人の遺骨に残った炭素から製作されるからです。そのため、遺骨ダイヤモンドは、故人その人を表す唯一無二のものと言えるでしょう。
また、遺骨ダイヤモンドをジュエリー加工すれば、世界でたったひとつのメモリアルダイヤモンドジュエリーになります。メモリアルダイヤモンドジュエリーは、永遠の絆、永久不変というダイヤモンドの意味ともマッチし、世界中で愛されているジュエリーです。
黄色の遺骨ダイヤモンド以外のカラーは、ピンクやブルーをはじめとし、最近ファッショナブルと言われている黒、そして緑色の宝石のようなグリーニッシュイエロー、また定番のカラーレスダイヤモンドであるピュアリーカラーレスがあります。
さらに、LONITÉ™ではレッドも製作可能です。 天然のレッドダイヤモンドはとても珍しい宝石で、希少価値がとても高く、市場になかなか出回りません。そのため、レッドダイヤモンドを見つけるのは難しいと言われています。LONITÉ™の遺骨ダイヤモンドは、美しいレッドダイヤモンドとして仕上がるため、ファンシーカラーダイヤモンドに負けない発色が期待できます。
こうした遺骨ダイヤモンドは、メモリアルダイヤモンドジュエリーとしても人気です。メモリアルダイヤモンドジュエリーを身につければ、いつも故人を身近に感じられるため、ダイヤモンド葬の後に、遺骨ダイヤモンドをメモリアルダイヤモンドジュエリーに加工する人も大勢います。
LONITÉ™のメモリアルダイヤモンドの色付けはどのようにされるの?
それでは、イエローダイヤモンドや、ブラックダイヤモンドなどのような遺骨ダイヤモンドは、どのように作られるのか見てみましょう。
遺骨ダイヤモンドの主原料は、人体にある炭素。遺骨や遺髪などから炭素を抽出し、ほぼ100%に近い高純度に精製します。その後、天然ダイヤモンドが生成される高温高圧の環境を再現した設備にそれを入れ、遺骨ダイヤモンドとして結晶化させます。
遺骨ダイヤモンドは人工的な環境下ですが、結晶化の営みは自然なため、遺骨ダイヤモンドの形やサイズ、カラーをコントロールすることは不可能です。自然にできあがってきた遺骨ダイヤモンドは、大きさも形も、色味も多種多様なイエローダイヤモンドとなるのです。
それでは、ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンド、ブラックダイヤモンド、カラーレスダイヤモンドの遺骨ダイヤモンドはどのようにして製作されるのでしょうか?
天然ダイヤモンドは、生成される環境下で多様な外的な影響、さまざまな物質の影響により、カラーダイヤモンドになります。また、ファンシーカラーダイヤモンドで見られるような、発色が美しいダイヤモンドカラーも生まれます。それらは天然の作用です。
ですから、遺骨ダイヤモンドも遺骨などに含まれる成分によって、イエローダイヤモンドのようなナチュラリーアンバーという色味が生成されます。そして別の色味を生み出すためには、遺骨ダイヤモンドの成長過程において、自然界で起きる影響と同じものを工程に加えることで、他のダイヤモンドカラーが生み出されます。
また、イエローダイヤモンドである遺骨ダイヤモンドを無色透明にするには、炭素以外の他の元素を除去していく。そうすることで、遺骨からカラーレスダイヤモンドが製作可能になるのです。
メモリアルダイヤモンドの色によって変わる意味
カラーレスダイヤモンドの意味が「純潔」「永遠の絆」「永久不変」であるように、ダイヤモンドの意味は色によって異なります。ここでは、それぞれのカラーダイヤモンドの意味を色ごとにみていきましょう。
ピンクダイヤモンド
ピンクダイヤモンドの意味は、「完全無欠の愛」「最終決定」。メモリアルダイヤモンドジュエリーとして選ぶことで、故人と確かな愛で繋がり続けることができるでしょう。また、ピンクダイヤモンドの宝石言葉が「可憐・優美」のため、身につけると外見と内面がブラッシュアップされ、魅力的になると言われています。まさに、結婚指輪や婚約指輪にぴったりのカラーダイヤモンドです。
ブルーダイヤモンド
「幸福を願う」という意味を持つブルーダイヤモンドは、贈り物に適したダイヤです。宝石としての希少価値が高く人気です。ブルーダイヤモンドの宝石言葉は「オールマイティ」。身につける人に必要なものを与えてくれると言われています。メモリアルダイヤモンドジュエリーとして身につければ、その人に幸福が訪れるでしょう。
イエローダイヤモンド
黄金の輝きを放つことから、イエローダイヤモンドは金運を高める宝石とされています。「永遠の愛」という宝石言葉を持ち、イエローダイヤモンドをメモリアルダイヤモンドジュエリーとした場合、愛する故人と永遠の愛を分かち合えるでしょう。
グリーンダイヤモンド
緑色のカラーダイヤモンドの意味は「恵み」。自然や緑の大地を連想させ、癒しの色、心身の健康を保ち、身に着ける人に安らぎを与えるとも言われています。メモリアルダイヤモンドジュエリーにすれば、いつでも愛する故人と一緒に安らげる時間を過ごすことができます。
ブラックダイヤモンド
今まで工業用に使われていたブラックダイヤモンドは、近年、男性に似合う宝石として希少性が高まりました。
ブラックダイヤモンドの宝石言葉の一つは「願望」。カラーダイヤモンドとしての意味は「格を上げる」です。そのため、ブラックダイヤモンドを身につける人は、成功に導かれると言われています。ブラックダイヤモンドをメモリアルダイヤモンドジュエリーにすると、故人との関係性を格上げしてくれるでしょう。
レッドダイヤモンド
「永遠の命」という宝石言葉を持ち、心身のパワーを高め、健康へと導いてくれる宝石と言われています。希少性が高いため、幻のダイヤと呼ばれるほどです。赤色の遺骨ダイヤモンドも、天然のレッドダイヤモンドのような美しさを生み出し、メモリアルダイヤモンドジュエリーとして身につければ、いつも生き生きと過ごすことができるでしょう。
まとめ
カラーレスダイヤモンドに加えて、宝石として希少価値が高いファンシーカラーダイヤモンド。最近では、結婚指輪に使われるほど人気が高まっています。
本来、黄色のメモリアルダイヤモンド(遺骨ダイヤモンド)も、成長段階の工程で多彩なカラーを生み出し、無色透明にすることもできます。
それぞれのカラーダイヤモンドが持つ意味を考えながら、遺骨ダイヤモンドをメモリアルダイヤモンドジュエリーとして加工することをオススメします。
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